失敗しないリフォーム業者の選び方

リフォーム初心者の方に『失敗しないためのリフォームのコツ』を紹介します。

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外装リフォーム

失敗しない!外壁リフォームについて~外壁素材編~

2016/05/25

はじめに

ご自分の家を持ってみえる方ならば、外壁リフォームについて考えたことがあるのではないでしょうか?新築後7年~10年が経過してくると、外壁にヒビ割れや汚れが目立ち始め、塗料の劣化から手で触ると白い粉が付いたりするようになります。

 

そのような時期になると、こちらから読んでもいないのに、外壁の訪問販売業者が突然営業目的で頻繁に訪ねてくるようになります。外壁は外から見るだけですぐに「メンテナンスの必要な時期」や「狙い目」が分かってしまうため、どうしても業者の訪問が増えてきてしますのです。

 

リフォーム工事の中でも、外壁リフォームに失敗する人が多く見受けられます。

 

「質の悪い施工だったため、外壁がすぐに劣化してしまった。」

「必要もない工事に何百万もお金をかけてしまった」

 

などという話はほんの一部に過ぎません。他にも沢山の失敗談を耳にします。あなたのご近所でも営業マンの押しの強さに負け、外壁リフォームを依頼したら欠陥工事だった、という体験談を聞いたことはありませんか?

 

業界にいると分かるのですが、これらは一部の悪質業者などに見られる典型的なパターンです。見た目ははじめは良いかもしれませんが、あまり長持ちしなかったということになってしまったら、せっかくの工事資金はもちろん、大切な家が台無しです。

 

外壁リフォームをする前に注意すべき点としては、

  • どんな業者に依頼するか
  • 塗装にするか、サイディングにするか
  • 欠陥工事、手抜き工事はないか
  • 見積金額は適正か

 

このようなことが上挙げられます。なぜ、外壁リフォームに失敗する人が多いのか。どうしたら外壁リフォームに成功するのか。その境界線はどこなのかという部分を知って頂きたいと思います。

 

外壁リフォームの適切な時期は?

何年で塗装(お手入れ、メンテナンス)をすればベストなのかというと、ズバリ「傷む前」です。外壁は大切な家を守るため、風にさらされ、年々劣化が進んでいきます。外壁の表面には塗装が施されていますが、重要なのはその塗膜の防水性です。

 

塗膜の防水性が失われてくると外壁自体が雨水などにより湿気を吸収して傷んできます。傷みが進行してしまうと塗り替えではなく、外壁自体の貼り替えなどの大掛かりなリフォームが必要となります。ですから、本来外壁のお手入れは傷む前に行うことが望ましいのです。

 

しかし、外壁といっても様々な種類があります。新築時にどのような仕上げにしたかによってその性能も変わってきます。最近は高耐久の外壁も登場してきていますが、現在、外壁リフォームをお考えであれば、ほとんどの場合10年以内塗膜の防水性は切れてしまっています。ですから遅くても10年というイメージを持って考えて頂ければ間違いはないでしょう。

 

外壁の種類について

外壁リフォーム、特に外壁の塗装を考える上で重要なことは、自分の家の外壁の素材の種類について知ることです。

 

外壁に使用されている外壁材の種類は大きく分けて7つあります。それぞれにメリット、デメリットがあり、さらにその上に塗装する塗料にも向き不向きがあります。しかし、残念なことにどんな外壁でも定番の同じ塗料で塗装している業者が多いようです。

 

また、ただ塗装するだけではなく、傷みが出ていればそれに合わせた補修や修理も必要になります。自分の家の外壁にあった工事をするために、まずは現在の家の壁の種類を確認しましょう。

 

・モルタル壁

(塗装目安:8~10年)

砂とセメントを水で希釈し混ぜ合わせてコテで塗りつけた外壁材。下地のラス網という金網に盛り付けるため強度は高い。防火性にも強く信頼性は高いが、防水が切れてしまうと傷みは早くなる。最近の新築では採用されることは少ない。

 

よく起こるトラブル:モルタルの剥離、クラック(ひび割れ)、浮き、カビ等、褪色、汚れ

 

・窯業系サイディングボード(石膏とセメントなどを固めたボード)

(塗装目安:7~8年)

縦や横に貼り合わせる外壁材。表面の仕上げはタイル調やレンガ調になっていて、一見塗装の必要性は無いように考えがちだが、石膏やセメントを混ぜ合わせて作られているために強度は高いが防水が切れると劣化が早い。凍害が問題になっています。住宅で一番多い外壁材。

 

よく起こるトラブル:目地コーキングの割れ、ボードの反り、割れ、チョーキング(触ると手に粉が付く)、爆裂(外壁がボロボロに剥がれ落ちる現象)、褪色

 

・窯業系パネルボード(石膏とセメントを固めたボード、木質チップが入っていることも)

(塗装目安:8~10年)

パネル状の外壁材。目地と呼ばれるつなぎ目のコーキングが少ないため傷みは少ない。素材は石膏とセメントを混ぜ合わせたものが多いため強度は高いが、水を吸いつけると弱い。木質チップなどが含有するものは耐久性も高い。

 

よく起こるトラブル:ボードの反り、割れ、爆裂、褪色

 

・トタン壁(普通の板金やガルバニュウム鋼板など錆びにくいものも有)

(塗装目安:8~10年)

金属素材のサイディングボード。金属素材なので防水性は抜群。美観や断熱性の問題を気にしなければ耐久性の高い外壁材。

 

よく起こるトラブル:サビなどの腐食、風による浮き、褪色

 

金属系サイディングボード(スチールやアルミなどの金属板)

(塗装目安:10~15年)

金属鋼板の裏側に断熱材が付いておりそれが強度を補っている。スチール系やアルミ系など種類はいくつかあるが、軽くて耐久年数が長い。手入れが少ない外壁材。

 

よく起こるトラブル:スチール素材の場合サビや褪色、アルミ素材は柔らかいので注意

 

ALCボード(エアーライトコンクリートの壁、ビルなどによく使われる)

(塗装目安:10~15年)

コンクリートを軽石のように作り、軽量化させた外壁材。強度は非常に強いが長期間放置しておくと凍害により内部からボロボロになる。手入れが遅くなると再塗装は不可。

 

よく起こるトラブル:クラック(ひび割れ)、爆裂、褪色

 

コンクリート壁(エアーライトコンクリートの壁、ビルなどによく使われる)

(塗装目安:15~20年)

最も強度は強いが古い建物だと水が内部を廻って専門的な改修が必要になる。

 

よく起こるトラブル:クラック(ひび割れ)、爆裂、内部鉄筋の爆裂

 

まとめ

今回は外壁リフォームの際に注意すべき素材の事についてご説明しました。外壁と言ってもこれだけの種類がありますので、自分の家がどの素材なのかを理解した上でメンテナンスの時期をかん考えてみて下さいね!

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