失敗しないリフォーム業者の選び方

リフォーム初心者の方に『失敗しないためのリフォームのコツ』を紹介します。

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外装リフォーム

必見!外壁塗装の工程や注意点について

外壁リフォームの工事内容について知っていますか?職人や業者に任せっきりでそんな工程で工事をするのか把握できていないという事はありませんか?職人や業者に任せっきりでは、自分の思い描いた完成とは違い、失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。

今回は実際に外壁リフォームをする際に必要な塗装の工事内容についてご説明しましょう。

ペンキ

塗装工事の内容

塗装工事の工程は大まかに下地処理・補修、下塗り、中塗り、上塗り、タッチアップ(仕上げ補修)という工程があります。塗装は基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りすると良いとされますが外壁の素材によっては、下地調整材が必要ないので中塗り、上塗りの2回塗りなったりもします。

 

下地処理

外壁塗装をする際の一番初めの工程は下地の洗浄作業です。どんなに高価な塗料を使っても下地の洗浄がいい加減だと、せっかくの塗料も本来の性能を発揮できません。汚れたところにセロハンテープを貼るイメージをしてみてください。汚れが邪魔をしてくっつきにくくなりますね。外壁工事も同じなのです。

外壁塗装工事は下地処理が重要です。高圧洗浄機でじっくりと時間をかけて念入りに洗ってもらいましょう。そうすることで、塗装面がしっかりと密着し、塗料の性能も格段に良くなります。

現在では「バイオ高圧洗浄」という方法もあります。外壁用の洗剤を使って洗浄する方法です。外壁の汚れの70%はカビや藻類などの微生物によるものと言われています。通常の高圧洗浄では落としきれなかった0.01mmにも満たない穴に潜んでいるカビ・藻・旧塗装面の汚れを徹底的に落とす事ができます。

下地の補修

外壁がすでに傷んでいるのであれば、塗装の前に修理が必要になります。あくまでも、塗装は防水の為に塗るのであって、傷んだ下地の上に塗っても意味はありません。窯業サイディングであれば、柄の近いものを一部張り替えたりパテで補修したりします。

塗装専門業者のごく一部にあることですが、専門外の補修工事が必要な場合、傷んだ部分を無視して塗ってごまかしてしまうことがあります。必ず2~3年のうちにボロが出てきて、クレームを言っても突っぱねられることもあるのです。手抜き工事をする業者や訪問販売セールスマンの言葉を真に受けないよう、知識の豊富な総合リフォーム会社に相談することをお勧めします。

下地補修に関連するコーキング工事、モルタル補修などの左官工事、大工工事、ボードの傷みのひどい部分を張り替える工事などは、外壁塗装の必須関連工事になります。

塗料工法(塗り方)

同じ塗料でも塗り方によって耐久性が全然違うことは、ご存知でしょうか。地域にもよりますが、従来外壁の塗装と言えばガン吹きなどと言われる「吹き付け工法」がポピュラーでした。十数年ほど前までは、塗り替えの現場で最も多く見かけた工法です。

朝から職人さんが大勢で大きな霧吹きみたいな機械をセットして、大きな音を出しながら何だか大変そうな作業です。工事費も高いのでは?と思われますが、ズバリ言いますと「吹き付け工法」は楽で早いのです。

吹き付け工法は、ローラー工法と違い、塗料を水やシンナーで薄めますので、塗布量が少なくて済みます。機械を通してきれいに吹き付けるのにはローラー工法よりもかなり多く薄める(希釈する)ので本来の塗料の性能を著しく損なっているケースが多いのです。(パターン吹きや骨材吹きなどの特殊なケースは除く)

最近では、環境問題や住宅地での施工近隣トラブルを無くすために、職人さんがローラーを使い、手作業で塗装をするローラー工法が増えてきています。ローラー工法は原液に近い状態で外壁に直接塗りこんでいくので吹き付け工法とは違いしっかりとした膜厚を作ることが出来ます。

工法によって、見積もりの金額に大きな差がでますが、せっかく足場を組んで行う工事ですから、塗料の質だけに固執せず、しっかりとした工法(塗り方)で塗装されることをお勧めします。職人の工事のやりやすさよりも、少しでも長持ちするやり方で工事してもらいたいですね。また、耐久年数と次の塗り替えについて考えてみると今いい塗装をしたほうが安く済むということもあるのでよく考えてみてくださいね。

木部・鉄部

外壁塗装工事をするにあたり、もうひとつ差が出るのが、木部・鉄部(金属部分)です。外壁に関しては先程もご説明した通りの工事をして頂ければ間違いありません。しかし、3年後に違いが出てくるのが木部・鉄部です。

いくら外壁は高級な仕上げをしていても、木部・鉄部は合成樹脂塗料の1回塗り仕上げという塗装の仕方をする業者も少なくありません。悲しい現実ですが素人ではまずそこまで気付きません。実のところ外壁よりも早く傷むのは木製破風板や屋根のトタン屋根など、木部・鉄部なのです。

木部と鉄部に関しては下地処理の方法が先程とは異なります。木部はケレン(ペーパーなどでこする)と言われる作業を行い、表面を塗装がのるようにゴミなどを落としてから塗料を塗っていきます。鉄部(金属部分)に関してはバイオ洗浄ができません。バイオ洗浄は塩素系の洗剤なので錆びてしまうの、高圧洗浄にて洗浄を行うのが一般的です。

工事をして3年後に壁はまだピカピカなのに、木部・鉄部が色褪せたり、塗ったペンキが剥げたり、赤サビが出てきたら我慢できますか?状況に応じて鉄部にサビ止めを塗る総サビ仕上げで工事をするのが一番丁寧な方法です。

サビ止めにも色々とグレードがあるのですが、後々に異常が出てくるこのとのない下地との密着性や防錆効果の高いサビ止め材を使用することを業者にお願いすると良いでしょう。見積で金額に反映するところですので難しいはありますが、どうせ任せるのであれば、見えない所や細かな所までこだわりを持って工事できる会社が安心です。

まとめ

今回は塗装における基本的な工程についてご紹介しました。塗装工事だけでもこれだけの工程があります。業者によっては安く仕上げようとして、薄く塗装したりサビ止めを入れていなかったりという事もありまので、しっかり自分の目で確認して気になる部分どんどん指摘していくと良いと思います。見積もりを取るときに業者に塗装の工程について説明をしてもらうと、その業者のこだわりが見えてきますよ

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